数ある格安SIMのおすすめはどれから選べばいいのか
多くの方が無駄が多いキャリアに対して余計なお金を支払っています。
多数の方に格安SIMの仕組みと移行方法をよく理解していただき、浮いたお金を自分のために有効活用していただきたいと思い、このサイトを作成・運用しています。
当サイトでは、800社以上の格安SIMの中で、客観的データ及び僕の利用経験などに基づき、使い方に応じてUQ mobile、mineo、楽天モバイル、イオンモバイル、ワイモバイルという特徴的な大手5社を推奨しています。
携帯代に毎月7千円以上ってどうみても高すぎませんか?
MMD研究所の「2017年携帯電話の利用に関する調査」によれば、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のスマホユーザーの半数以上が携帯端末の月額料が「7,000円以上」と回答しており、平均月額料金は7,876円にもなっていることがわかります。
一方、格安SIMユーザーでは最も多かった回答は「1,000円以上2,000円未満」で33.6%、平均月額料金は2,957円です。
その差5千円弱。1年間で6万円にもなります。旅行に行けてしまいますね。
日本人の給与はもう何年も伸び悩んでいます。今後も少子高齢化=生産年齢人口の減少が進むことでGDPは低迷し、給与水準が上昇していくことはあまり期待できません。
毎月の固定費を膨張させたまま見直さずにいると、ますます生活が苦しくなります。
これからお子さんが小学生になっていくご家庭では、スマホ代が更にふくらむことになります。今や小学生のスマホ使用率は74.3%にまで上昇しています。(デジタルアーツ株式会社調べ/2018年1月)
格安SIMは手続きが面倒くさそうだと先送りしていると、後先どこかで正しい知識を得た時、「ああ、もっと早くからきちんと考えて行動しておけばよかった」と後悔することになります。

そうなんだよなあ。固定電話・新聞・保険などは見直してかなり浮いたんだけど、スマホ代は面倒でね...。
よくわからないから面倒になるんだよ。メリット、仕組みとか手順を解説するね。
こうしたご家庭のお財布事情も鑑み、当サイトでは格安SIMに移行する上で役立つ情報を利用者の使い方に応じて整理・提案しています。
増加の一途の格安SIM利用者〜普及率(利用率)は18.9%に拡大
調査データに基づく格安SIM利用者率の推移をここでご紹介します。
MMD研究所が半年おきに実施している「格安SIMサービスの利用動向調査」によれば、 格安SIM利用者率は下図の通り年々増加の一途で、2019年9月発表の利用率(普及率)は13.2%(ワイモバイルを含めると18.9%)まで増えてきています。
必要なのは格安SIMへの正しい知識と行動
しかし、心配要りません。格安SIMに対する正しい知識をもてば、自然と行動につながります。
実際僕も2017年6月にソフトバンクから格安SIM(UQモバイル)に移行した結果、毎月7-8千円だった携帯料金が今や毎月2千円台です。下記画面の通り2018年2月は、2,269円でした。
今思えば、もっと早くから移行しておけばよかったなあと思っています。
なぜ移行しなかったのかって?
「携帯代金は確かに高い気がするけど、みんなそれぐらい支払ってるし」
「SIMを入れ替えるってよくわからないし」
「いろいろ調べる時間もないし、面倒」
「格安SIMってつながりにくいとか、サポートがなくなるとか聞くし・・・」
「キャリアの解約手数料とかとられるのは嫌だし」
ソフトバンクユーザーだった頃はこんな風に感じていました。
転機は友人が格安SIMに移行し、その毎月の料金と体感速度を見せてもらった時からでした。
まじかいな!これで本当に毎月2千円ちょっとだったら、毎月数千円は確実に浮く!。
ちょうどあとソフトバンクの2年縛りが終わる時期(契約更新期間)の数ヶ月前のことでした。
それからです。
ネットで格安SIMの情報を調べていきました。
格安SIMの仕組み、移行手順、各社の特徴がわかってくると、移行せずにはいられなくなりました。
こんな安くなる仕組みは利用しない手はない!!そう確信しました。
キャリアと格安SIMはなぜ毎月5千円も料金に差がでるかというと、そもそも料金体系がまるで違うのです。
キャリアの毎月のデータ通信の料金は消費したデータ容量に応じて、3〜5段階の階段式に自動的に増えていく仕組みです。
特にauとドコモでは最もライトなプランでも最大7GBまで自動的に使ったレンジのデータ容量金額が課金されてしまいます。
一方、格安SIMでは毎月の契約で使えるデータ容量の上限を決めているので、それ以上は自動的に課金されません。
UQモバイルの場合、契約に応じてプランS:3GB、プランM:9GB、プランL:14GBと上限が決まっています。(2019年10月〜)
これは大きな違いです。
100MBといった少量だけデータ容量を追加購入することもキャリアではできません。
また、格安SIMでは当たり前のように使っている専用アプリでの低速モードへの切り替え(データ容量消費がゼロになる)の仕組みがキャリアにはありません。
そりゃあ、高くなるわけですよ。
この仕組みの違いを多くのキャリアユーザーの方はご存知ないと思います。
僕はその後格安SIM(UQモバイル)に移行した結果は上記の通り、毎月2千円台。快適です。
一人でも多くの方にこのメリットを味わっていただきたいです。
では、格安SIMの仕組み、おすすめ格安SIMとそのメリット・デメリットなどを解説していきますね。
格安SIMの基礎知識〜SIMカード、SIMロック、SIMフリー端末などについて
SIMとは
スマホ本体側面に挿入されている、1cm四方ほどの薄い金属板のことで、スマホの新しい回線を契約する時に挿入されるものです。
このSIMに携帯通信回線の加入者を特定するための情報が記録されています。ですから、スマホ端末に申し込んだサービスの自分用のSIMを挿入することで、はじめて自分のスマホとして使うことができるようになるというわけです。
そしてこのSIMには同じ回線でも、大きさの異なる3種類(miniSIM、micro SIM、nano SIM)があるんです。どのサイズを実際に使うかは使うスマホの機種によって決まる仕組みになっています。
SIMロック、SIMフリーとは
格安SIMを使う前にSIMロック解除が必要と書かれた書類をご覧になった方も多いかと思います。
この「SIMロック」とは、ドコモ、au、ソフトバンクというキャリア3社が取り扱うスマホ端末の、他社のSIMカードを認識できない仕様のことです。顧客囲いために日本で行われてきた仕組みです。
格安SIMの運営会社は、キャリア3社から携帯通信回線インフラを借りて独自ブランドの携帯回線サービスを提供しているおり、正確にはMVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)といいます。
つまりどの格安SIMの回線設備も、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれかの回線を使っていることになります。
このため、例えばドコモで購入したスマホをauの回線を使った格安SIM(UQモバイルなど)で使う場合、そのままではSIMカードを認識できないので、SIMロック解除が必要になるのです。
逆にいうと、ドコモで購入したスマホをドコモの回線の格安SIM(楽天モバイルなど)で使う場合には、同じドコモ仕様なのでSIMロック解除は不要です。
SIMロックを解除するのは簡単で、ドコモならMy docomo、auならMy au、ソフトバンクならMy SoftBankの画面でご自身の端末のIMEI番号を入力するだけでできます。所要時間は数分、もちろん無料です。SIMロックを解除しても、元のキャリアの回線はそのまま使い続けることができます。

何だ、キャリアショップに行かなくてもSIMロック解除は自分でできるのか。
そうだよ。キャリアに何でも依頼するとどんどんお金がなくなるよ。具体的手順は下の解説を読んでね。
一方、海外ではSIMロックはかかっていないのが一般的なので、Apple社が直接販売しているiPhoneや海外のメーカーのスマホ端末(ZenFone、HUAWEIなど)などは、SIMロックがかかっておらず、これを「SIMフリー端末」と呼んでいます。
より詳細はこちらの解説をご覧ください。
格安SIMへの移行手順
さて、格安SIMの基礎知識がわかった上で次に理解すべきは、キャリアから格安SIMへの移行手順でしょう。やったことのない方にとってはイメージできないですよね。
イメージできないから不安になったり、面倒だと先送りしてしまうんだと思います。
大まかな流れはこの7ステップになります。
- 格安SIMと使用するスマホの選択
- データのバックアップ(スマホも買い替える場合)
- (必要に応じて)SIMロック解除
- 移行日を決めて契約中のキャリアにMNP予約番号の発行を依頼
- 公式サイト又は移行する格安SIM取扱店舗で契約手続き
- SIMのスマホへの挿入とAPN(アクセスポイントネーム)設定
- データ移行(スマホも買い替える場合)
MNP予約番号の発行は、キャリアに依頼したとしても、新たな回線と契約しない限り15日間経過すると自動的にキャンセル扱いになりますので、過剰に慎重になる必要はありません。
自分に合った格安SIMの選び方
格安SIMはどのサービスも一長一短がありますので、まずは自分がどういった使い方をするのか、絶対譲れないことは何かを明確にすることが迷わないこつです。
サクサクいつでもつながることなのか、長電話が多いので通話料金を安く済ませたいのか、店舗サポートが手厚いことなのか、家族全体で利用して安く済ませたいのかなどです。
実際、格安SIMの各サービスで差がでるのは主に以下の10点です。各社で料金体系が異なり、オプション扱いになっている項目もありますので、データ通信容量当たりの価格の安さだけで選ぶと失敗します。ご注意を!
- 回線混雑時(12-13時、18-19時)の通信速度と低速モード時の速度
- 通話料金が標準料金プランに含まれているのか、定額オプションなのか、従量制課金なのか
- 使いたいスマホ端末が動作確認済かどうか
- スマホ端末とセットで契約する場合の割引額
- 料金メニューの価格と内容(容量単価、大容量プランの有無、余った容量の翌月繰り越し可否など)
- 家族など複数台数で同じ回線を使う場合の割引やシェアプランの有無とその金額
- サポート拠点として自分の生活圏にリアルの店舗があるか
- どの時点で解約するとどれぐらい解約手数料がかかるか
- 携帯メールアドレスの有無
- 格安SIM以外のサービス利用による特典
格安SIM事業者は2019年6月に総務省の発表した資料によれば、1,003社にも上ります。最近のFREETELの楽天への事業売却、LINEモバイルのソフトバンクとの提携、楽天のキャリア参入などからもわかるように、今後ますます競争環境は厳しくなり、淘汰が進むと予想されます。
実際、この1,003社のうち、大手キャリアから直接回線を借りてサービスを提供する一次MVNOで契約数が3万件以上のMVNO事業者は53社しかありません。
こうした状況を鑑み、当サイトでは上記差異ポイントや第三者調査結果もふまえ、特徴的な大手5社(UQモバイル、mineo、楽天モバイル、ワイモバイル、イオンモバイル)を使い方に応じて推奨しています。
それぞれ一言で特徴をまとめると、このようになります。
- UQモバイル:いつでもサクサク快適に使いたい方へ
- mineo:店舗サポートはなくてもOK、友人らとシェアして使いたい方へ
- 楽天モバイル:楽天サービス(ポイント)をよく使い、安く購入・運用したい方へ
- ワイモバイル:通話が多く、店舗サポート重視、楽天よりヤフー派の方へ
- イオンモバイル:イオン店舗でのサポート、端末保証などを重視する方へ
使い方に応じたおススメ格安SIMとそのメリット・デメリット、格安SIM間の比較分析詳細はこちらを参照してみてください。
自分の用途に合ったおススメスマホ端末
回線と同様に、スマホ端末も自分がどういった使い方をするのを明確にするのが選択の早道です。
3Dゲームをばりばりやりたいのか、カメラ・写真の質にこだわりたいのか、iPhoneなどブランド重視なのか、堅牢性重視なのか、おサイフケータイ搭載の日本製がいいのかなどです。
使いたいスマホが格安SIMで使えるのかどうかは、「(格安SIM名) 動作確認済端末」で検索すれば、各社で動作するスマホの一覧情報を見つけることができます。
スマホと回線をセットで購入する場合は、各社のキャンペーンやセット販売割引を活用すると2万円以上安く購入でき、非常にお得です。
iPhoneなどは高いので、抵抗のない方は中古販売店で購入すると1万円前後安く済ませることができます。

ふむふむ。だんだんイメージがわいてきたぞ。格安SIMが安く済むのはわかってきたけど、やっぱりどのサービスにするか迷うんだよなあ。
つながりにくい、遅くてイライラするのは嫌だという人が多いんだよ。それが格安SIMの一番の懸念点だからね。だから僕はUQモバイルを一番おススメするよ。
誰が使っても間違いが少ない格安SIM:UQモバイル
先ほど格安SIMおススメ5社を紹介しましたが、その中で僕がベストだとおもうのはUQモバイルです。
UQモバイルは「ユーキュー!」という深キョンのCMでご存知の方も多いと思います。
2019/3/19に発表されたMMD研究所による「2019年3月格安SIMサービスの利用動向調査」では、このUQモバイルが「総合満足度」」で84.6%と第1位となっている他、「データ通信品質・安定性」、「サービスブランドの信頼性」でも第1位と、非常に信頼性が高いです。
「2019年3月格安SIMサービスの満足度調査」をリリースしました。
— MMD研究所 (@mmd_labo) March 19, 2019
先日リリースした「2018年9月格安SIMサービスの利用動向調査において、利用率が高かった格安SIM上位8サービスとY!mobileの利用者を対象に、満足度や推奨度について調査しました。ぜひご覧ください。https://t.co/KMtA4MY2GG
UQモバイルの料金メニュー
UQモバイルでは、データ通信容量に応じて以下のS(毎月3GB)、M(毎月9GB)、L(毎月14GB)の3種類のプランがあります。(2019年10月1日改訂)
それぞれ通話については、かけ放題(1回10分間まで月額700円)か通話パック(月の合計60分間までの通話が可能)のオプションとつけるか、これらのオプションをつけずに完全従量制(30秒20円)にするかを選べます。
かけ放題、通話パックとも、制限時間を超える通話については30秒あたり20円課金されます。
また、友人などLINE無料通話以外通話をしない方向けには、以下の2種類のデータプランがあります。
このデータ無制限プランは速度は最大500Kbpsながら完全にデータ通信容量が使いたい放題で月々1,980円で済みます。ネットヘビーユーザーがタブレットなどで使う上でとても使い勝手がいいものです。

こうなっているのか。通話はするけど、友人との長電話はLINEで済むし、それ以外の通話はお店の予約、子供の学校への連絡とかがほとんどだし月に10分程度で済んでしまうな。まずはスマホプランSで通話オプションはつけずに使ってみるかな。
そうだね。心配なら、”Try UQ mobile”という、回線+スマホ端末を無料で15日間お試しレンタルできるサービスもあるよ。
UQモバイルを2年以上使ってみてわかったこと
実際にUQモバイルを使い始めて2年以上経ちますが、評判通り速いです。以前のソフトバンク時代と体感速度は変わりません。
契約直後にプラン変更方法や、オプション契約方法などについて電話やチャットで2回ほど問い合わせをしたことがありますが、すぐに回答が得られました。
その後は特に困ったこともないので、問い合わせ自体が不要になっています。
格安SIMはサポートがほとんどないから困るよという巷の声は、あてになりません。
うちは娘もUQモバイルを使っており、家族割で毎月500円割引されています。
僕はソフトバンクのSIMロックを解除したiPhone 6sを使い毎月2千円台、娘はZenFone 3をセットで購入し、端末代分割料金を合わせても毎月3千円台で運用できています。
二人で合わせて5千円台!
あんしんフィルター for UQ mobileという無料のアプリを使い、娘のアプリ利用は僕の許可制での運用もしています。
かつては僕一人で毎月7千円オーバーでした。
格安SIMはつながりにくい?サポートが受けられない?面倒?
フタを開ければすべてよくわかっていなかったことによる杞憂でした。
先の調査データにあるように、格安SIMに移行すると平均毎月5千円ほど安くなることを考えると、キャリアの解約手数料9,500円は2ヶ月で回収できてしまいます。
契約更新タイミングの2年後を待たずにキャリアを解約すると、キャリア端末の残債分の割引(auの毎月割、ドコモの月々サポート、ソフトバンクの月々割のこと。機種により金額が異なりますが、だいたい毎月2千円前後です)がなくなってしまいますが、同様に格安SIM移行に伴う月額料金の差分で吸収できてしまうのです。
近視眼的に解約手数料のことなどにとらわれてキャリアを使い続けていると、毎月余計な料金を支払い続けることになっているということです。
しかもこの10月からはキャリアや大手格安SIMは皆、最低利用期間を撤廃し、解約手数料もゼロ円か1,000円に激減しました。
ついでに初めて契約する方に一つアドバイス。
最初、心配が先走ってS・M・Lの3つのプランの中で想定より多めのプランを選ばないようにした方がいいです。
逆に想定使用データ容量のプランより、一つ下のプランをまず試してみることです。
この3つのプランはいつでも無料で変更できるからです。
データ容量がなくなってもつながらなくなるわけではなく、上記の節約モードになって少し遅くなるだけですから。
遅すぎて困ることがあったらいつでも100MBを200円で購入すれば元の高速通信ができます。

ダイエットと同じかもな。自分のライフスタイル全般を見直さないとな。
お!いい心がけだねぇ。僕のおもちゃも見直してね!
データ容量当たりの価格だけを比べると、DMMモバイルなどの方が確実に安いです。
しかし問題は通信速度と安定性なんです。
料金表の値段に対して、通信速度の価値を考慮して比較しないことには意味がありません。
安いサービスと契約し、つながりにくくていらいらしては本末転倒です。
格安SIMは通信サービスですから、サクサクつながってなんぼのものですよ!
キャリアと同じ体感速度でつながって、毎月数千円安いのがUQモバイルです。
さあ、皆さん。どうでしょう。まだキャリアを使い続けますか?
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