UQモバイルの注意点を解説〜格安SIM選定時、契約時、SIM到着時、そして運用時にて

キャリアから又は他の格安SIMからUQモバイルに移行する時、UQモバイルのメリット・デメリットを把握し、サービスの注意点に目配せしておくことが後悔しない秘訣ですね。

 

よくテレビCMで見かけるから、友人が使っているからなどの理由だけで選ぶと、思わぬ落とし穴に後からはまることになります。

 

そこでSIM選定時、契約時、SIM到着時、運用時と4段階に分けて、UQモバイルの注意点を下記にまとめました。

 

UQモバイル選定時の注意点

 

UQモバイル選定時に注意すべき点は、以下の4点になります。

 

1) 契約後の料金、データ容量、通話時間上限の変動

 

UQモバイルの料金体系で注意が必要な点が何点かあります。

 

広告などで”コミコミ イチキュッパ”(1,980円)あるいは、”イチヨンパ”(1,480円)などと宣伝されていると思います。

 

これはおしゃべりプラン又はぴったりプランと呼ばれる一定時間の通話料込みプランで、一番ライトな2GB/月のコースの初年度の金額です。

 

1,480円というのは、家族割500円引きを適用した子回線(9回線まで)の料金になります。

 

家族割を適用したとしても、一人の親回線は1,980円になります。

 

契約から13ヶ月間はイチキュッパ割が適用されることで、1,000円値引かれて上記の値段となっているのです。

 

ですから契約から14ヶ月目以降、おしゃべりプラン又はぴったりプランのプランSの料金は2,980円(家族割を適用した子回線は2,480円)になります。

 

もう一つの変動要素があります。

 

今度は契約から26ヶ月目以降になると、おしゃべりプラン又はぴったりプランのS・M・Lという3つのプランとも、使える月々のデータ容量が半分になります。

 

ぴったりプランでは毎月の上限通話時間も半分になります。

 

これも値上がりするというより、契約から25ヶ月間はプランS・M・Lともに割引が適用されており、26ヶ月目以降、正規の容量・通話時間になるという位置づけです。

 

半分になると困るという方向けには増量オプションがあり、月額500円で元の半分になる前のデータ容量を使い続けることができるようになっています。

 

UQモバイルメニュー

 

なお、これらはおしゃべりプラン、ぴったりプランという通話料込みのプランのみに適用される料金体系です。

 

下記の通話料金を含まないデータ通信中心の4つのプランには適用されない仕組みになります。

 

 

ということは、プランSの場合、増量オプションを使うと26ヶ月目以降、月額3,480円(2,980円+500円)で2GB使えるっていうこと?


 

その通り!データ容量当たりの価格は通信速度を加味して比較しないと意味ないよ。


 

2) データプランとおしゃべりプラン・ぴったりプランの違い

 

こちらの音声通話プランでは通話料金は30秒あたり20円の従量制になります。

 

UQモバイルデータプラン

 

UQモバイルは通信速度が業界最速ということで知られていますが、こちらの二つのデータ無制限プランでは、いくら使っても料金が変わらない分、送受信最大速度が500Kbpsにおさえられていることも注意が必要な点です。

 

おしゃべりプラン・ぴったりプランでは受信最高速度が225Mbpsですからその1/450です。とはいえ、他社に無制限プランの通信速度よりは断然速いです(DMMモバイルの無制限プランは200Kbps)。

 

500Kbpsあれば動画も360p程度の画質なら問題なく視聴できます。

 

UQモバイルでは一部の他社のように、20GBを超える大容量プランがありません。最大で先ほどのおしゃべりプラン・ぴったりプランにおけるプランL:14GBです。

 

1GB当たり1,000円でデータ容量をチャージすることもできますが、割高になるので、UQモバイルで大容量を使いたい場合は、データ無制限プランを使うことになります。

 

この場合通話は30秒20円の従量制になるので、通話時間の多い方は割高になりがちです。

 

20GB以上の大容量が必要で通話もそれなりにする方はUQモバイルは割高になり過ぎるので、mineoやイオンモバイルといった大容量プランがお得に使える格安SIMを検討すべきですね。

 

 

mineoとイオンモバイルにはその他どんな特徴があるのかなあ?


 

それについては次の記事で7つの共通点とともに、違いの詳細を比較してあるよ。


 

 

3) 4G回線の届かない山間部では使えない

 

UQモバイルはau回線を借りて運用しており、カバー範囲は基本的にauと同じなのですが、4G回線のみです。こちらの4G LTEサービスエリアマップをご覧いただくとわかるように、都内でも山間部では電波の届かない地域があります。

 

au_4Gエリア

 

これはUQモバイルに限らず、au回線のMVNOでは3G端末が使えないので、上記4G回線が届かない山間部で格安SIMを使いたい場合は、楽天モバイルやイオンモバイルといったドコモ回線の格安SIMが候補になります。

 

 

4) 使いたい端末が動作確認済、テザリング可能かどうか

 

格安SIMごとに使える端末の種類、更にはテザリングできる端末も千差万別です。

 

UQモバイルではiPhoneは5s以降の機種は、iPhone Xまで動作確認済です。しかしテザリング(スマホをWi-FiルーターのようにしてノートPCなどをネット接続する方法)できるのは、2018年5月現在、以下の機種のみになります。

 

  • iPhone6s/6s Plus
  • iPhone6/6 Plus
  • iPhone5s

 

こちらの動作確認端末一覧でテザリングできる機種情報は確認できます。

 

契約時の注意点

 

UQモバイルに限らず格安SIM契約時に注意すべき点として、以下の3点があります。

 

  • 元のキャリアと異なる回線を使っている格安SIMに元の端末のまま移行する場合、SIMロック解除済か
  • MNP予約番号発行(有効期間は15日間)から数日以内の契約となっているか
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)は用意できているか

 

 

それぞれの端末機種に対応するSIM種別(標準SIM、micro SIM、nano SIM、マルチSIM)は、こちらの動作確認端末一覧を必ず確認しましょう。

 

量販店などで契約すると、間違ったSIMを挿入され、テザリングができなくなることもあります。(事実僕がそうでした。iPhone 6sはマルチSIMのはずが、誤ってLTE用nanoSIMを入れられていました)

 

以前下記の記事にも書きましたが、店舗があると安心いうのはある意味幻想です。必ず自分で確かめましょう。

 

 

UQモバイルの大きなメリットの一つとして、ワイモバイルと並んで携帯メールとしてのメールアドレスを使えることがあります。携帯メール扱いなので、キャリアメール宛てに送っても、迷惑メールとしてブロックされることなく届くわけです。

 

UQモバイルの場合、これは月額200円のオプションサービスなので、申請が必要になります。

 

 

SIM到着時

 

下記公式サイトから契約手続きを完了すると、数日以内にSIM、回線切り替えなどの手順書、セット端末購入の場合はスマホが契約住所宛てにセットで送られてきます。

 

回線を切り替えるためには公式サイトからmy UQ mobileにログインして自分で実行するか、UQお客さまセンター(0120-929-818)に電話して回線の切り替えを依頼するか、二通りのやり方があります。

 

my UQ mobileから切替を行う場合、ログイン時のIDとは契約時に届いたメールに記載の契約受付番号、パスワードは契約時に設定した4桁の数字になります。

 

ログイン後、「お申込み状況一覧」内で「回線切替」を実行します。

 

この後、APN(アクセスポイントネーム)設定を行うことで、UQモバイルの回線が使えるようになるわけです。やり方は下記の記事を参考にしてください。

 

 

UQ mobile運用時

 

ポータルアプリの使いこなし

 

キャリアと違い、格安SIMでは専用のアプリを使って通信速度を低速に切り替え、データ消費をゼロにすることができます。

 

UQモバイルではUQ mobileポータルアプリでこの速度の切り替えの他、データチャージ、契約内容の変更、毎月の料金確認、オプションサービス申し込みができます。

 

 

おしゃべりプラン・ぴったりプランでプランS:2GB、M:7MB、L:14GBの容量を使っていくためには実は毎月データチャージが必要になります。

 

公式サイトのプラン一覧には次の記述があります。

 

課金開始月から起算して25ヶ月間、データチャージ料金から「おしゃべりプランS」または「ぴったりプランS」は1,000円/月、「おしゃべりプランM」または「ぴったりプランM」は3,000円/月、「おしゃべりプランL」または「ぴったりプランL」は7,000円/月を割引します。

 

ややこしいのですが、プランSの場合、1GBのデフォルト容量に加え、追加で1GB分をチャージするとその分の料金1,000円が割引され、毎月2GB使えるようになるのです。

 

逆にいうと、プランSの場合、チャージしないとデフォルトの容量1GBしか使えないことになるのです。プランMなら3GB、プランLなら7GBがデフォルトの容量です。

 

毎月末に忘れずプランSなら1,000円分の1GB、プランMなら3,000円分の3GB、プランLなら7,000円分の7GBをチャージしないと損することになるわけです。僕はiPhoneのリマインダーアプリにデータチャージのタスクを毎月繰り返し設定で登録し、データチャージを忘れないようにしています。

 

おしゃべりプラン・ぴったりプランのS・M・Lはいつでも無料で変更でき、翌月から料金に反映されます。

 

おしゃべりプランとぴったりプランの相互変更や、データ高速+音声通話プラン/データ無制限+音声通話プランからおしゃべりプラン/ぴったりプランへの変更も同様にこのアプリでできます。

 

 

LINEでの友達検索と登録

 

格安SIMではワイモバイルとLINEモバイル以外、LINEのID検索ができません。

 

しかし実際はあまり困ることはありません。

 

友達に自分のLINE IDを見つけてもらうには、LINEのプロフィールにある「QRコード」又は「自分のLINEアカウントのURL」をメールで送信する、相手の電話番号をスマホのアドレス帳に入力するなどでつながることができるからです。そばにいる人ならふりふり機能で友達登録することもできます。

 

UQモバイルの速度制限

 

UQモバイルでは、直近3日間に6GB以上データ通信すると、通信速度が制限されることがあります。

 

しかしこれもあまり気にする必要はありません。

 

3日間で6GBも使うことはまずないからです。実際UQモバイルを使っていてこのような速度制限に遭遇したことは一度もありません。

 

UQ mobileのメリット

 

ここまでUQモバイルの注意点を紹介してきました。

 

ここだけ見ると面倒に感じる面もあるかもしれませんが、他の格安SIMにない多くのメリットがあり、最も信頼性の高いサービスであるのは間違いありません。

 

僕はUQモバイル利用歴1年になりますが、非常に満足度は高く、ソフトバンク時代の月7千円台が嘘のようです。

 

そのメリットをまとめると、このようになります。

 

  • 格安SIM随一の通信速度と安定性で、12-13時の回線混雑時もさくさく使える
  •  

  • 低速時(節約モード切替時)も最高300Kbpsと、他社の200Kbpsより速い
  •  

  • マンスリー割と呼ばれる端末セット購入での割引額の高さ
  •  

  • おしゃべりプランなら、5分以内なら何度通話しても追加料金がかからない
  •  

  • 節約モードに切り替える、余ったデータ通信容量は翌月に繰り越して使えるなど、データ容量消費を工夫して抑えられる
  •  

  • 月々わずか200円で、キャリアのメールフィルターに受信拒否されない独自ドメインのメールアドレスが作れる
  •  

  • 家族割として、子回線9回線まで1回線当たり500円引きとなる
  •  

  • 電話、メール、チャットだけでなく、店舗(自社のUQスポットが100店以上、家電量販店など取扱店舗数が2000店以上)も豊富にあり、充実したサポートを受けられる
  •  

  • UQモバイル端末だけでなく、セット購入したものでない持込端末も、Android端末につき故障・破損時の保証サービスがある

     

  • テザリングでき、どこでもノートPCやWi-Fiタブレットなどをネット接続できる
  •  

  • クレジットカード払いだけでなく、口座振替でも毎月の支払ができる
  •  

  • 15日間、無料で端末・回線をレンタルしてお試しできる”Try UQ mobile”がある
  •  

  • 全国の駅やお店でWiFiサービス”Wi2 300”を使える
  •  

  • おしゃべりプラン・ぴったりプランでの契約の場合、端末セット購入で11,000円(プランS)〜13,000円(プランL)、SIMのみの購入で7,000円(プランS)〜10,000円(プランM/L)のキャッシュバックがある

 

 

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