主要格安SIM/MVNOの端末保証を徹底比較〜セット/持込端末、修理/交換の場合どうなる?
「携帯端末(電話)の修理に関するアンケート」(2017年10月オークネット調べ)によると、15歳以上の携帯端末(スマホ、タブレット、ガラケー)利用者のうち、約3割が過去2年の間に端末不具合があったと回答しています。
その不具合のうち最も多いのがディスプレイの破損で、31%もの人が経験していることがわかります。
確かに電車に乗っていると、スマホのディスプレイにひびが入ったまま使っている若い人をちょくちょく見かけますね。
そのままでも使えること、修理に出すのが面倒なこと、費用がかなりかかることが放置の理由のようです。
実際、ディスプレイ破損修理を実費で支払うと1万円〜2万円はかかりますからね。
こうした実態をふまえると、これまで使ってきた端末で格安SIMを使う場合の端末保証は重要といえます。
格安SIMも普及率が20%〜30%前後に拡大し、サポート体制がかなり充実して下記の通りセット購入端末の保証は当たり前。
SIMだけ入れ替えた持込端末についても大手では保証対象としているところがほとんどです。
おすすめ格安SIMの端末保証と月額料金
おすすめ格安SIM |
セット購入端末保証
(税込) |
持込端末保証 |
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端末補償サービス |
つながる端末保証 |
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mineo端末安心保証 |
持込み端末安心保証サービス |
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スマホ交換保証プラス |
なし |
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故障安心パックプラス |
故障安心パックライト |
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イオンスマホ安心保証 |
持ちこみ保証 |
ところが詳細を比較してみると、修理対応の有無と上限対応金額や交換時の負担金額、盗難・紛失時の保証有無などに差がみてとれます。
ぜひ格安SIMへの移行の参考にしてみてください。

スマホ以外もそうだけど保証サービスって入るかいつも迷うんだよね。
毎月500円の保証料だと、1年で6,000円、2年で1万2,000円。僕なら端末代金が3万円以上かが保証をつけるかの分かれ道かな。
(※本記事は2021年4月現在の各社公式情報などに基づいています。)
UQモバイル
セット購入端末保証の「端末補償サービス」
- 修理:上限5,500円分まで対応(修理時は1,100円で代替機利用可能)
- 交換:1回目5,500円、2回目8,800円、盗難・紛失は1万1千円補填
持込端末保証の「つながる端末保証」
- 修理:無料(年間2回、1回につき5万円分/不課税が限度、修理不可の場合交換機提供)
- 交換:1回目4,400円、2回目8,800円、盗難・紛失は対象外
mineo
セット購入端末保証の「mineo端末安心保証」
- 修理:なし
- 交換:1回目5,500円、2回目8,800円、盗難・紛失は対象外
持込端末保証の「持込み端末安心保証サービス」
- 修理:無料(上限4万円分)
- 交換:1回目5,500円、2回目8,800円、盗難・紛失は対象外
楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT
セット購入端末保証の「スマホ交換保証プラス」
- 修理:なし
- 交換:6,600円(故障時年3回、盗難年2回まで)
※Rakuten UN-LIMITに持込端末保証はありません。
ワイモバイル
セット購入端末保証の「故障安心パックプラス」
- 修理:修理時は水濡れ5,500円、外装交換は1,650円負担
- 交換:水濡れ・全損・盗難時、端末により8,250円〜13,750円(1年1回まで)
持込端末保証の「故障安心パックライト」
- 修理:なし
- 交換:水濡れ・全損・盗難時、端末により8,250円〜(同じ交換端末でも申し込み6ヶ月前後で費用が異なる)
イオンモバイル
セット購入端末保証の「イオンスマホ安心保証」
- 修理:なし
- 交換:機種により4,400円又は7,700円(年2回まで)、盗難・紛失は対象外
持込端末保証の「持ちこみ保証」
- 修理:無料(年2回まで、修理期間中無料で貸出機を提供)
- 交換:1回目4,400円、2回目8,800円(ただしiOS端末は13,200円)、盗難・紛失は対象外
端末保証をふまえたおすすめ格安SIMの選び方

格安SIMは端末保証が心配で、、という声を聞いたことがあるけど、各社とも何か十分じゃない!
格安SIMに限らずちゃんと自分で調べて事実を確認することだよ。
契約の前にはこれら端末保証だけでなく、各サービスの特徴、メリット・デメリット、口コミ情報を下記記事から確認しておけば、後悔せずに済むでしょう。
まずは下記記事冒頭のフローチャートであたりをつけてみてくださいね。
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