2021年、ワイモバイルとイオンモバイルを徹底比較〜どっちがいいかをタイプ別に紹介

格安SIMで人気のこの2社。

 

両社ともリアル店舗のユーザー接点を重視し、初心者にやさしいブランドイメージなので、どちらにしようと迷う方もいらっしゃるかと思います。

 

2021年2月18日にワイモバイルは新プランのシンプルS/M/Lを開始し、従来からのスマホベーシックプランの新規申し込みを停止しました。

 

一方のイオンモバイルも2021年4月1日に新料金プラン:さいてきプランを開始しました。

 

 

ワイモバイル_イオンモバイル比較

 

 

結論からいうと、以下のいずれかにあてはまる方はワイモバイルが合っています。

 

  • 家族など複数台契約又は固定ネット回線とのセット契約が可能な方
  • 12-13時、18-19時などの回線混雑時もネットをさくさく使いたい方
  • 携帯メールアドレスが必要な方
  • ヤフーのサービスを多く利用する方(Tポイントが増える)

 

一方、以下の方はイオンモバイルが合っています。

 

  • 昼間多少遅くてもできるだけ安く使いたい方
  • イオンで普段買い物をよくして店舗サポート重視の方
  • 端末保証を重視する方
  • 60歳以上の方

 

本記事では両サービスの共通点と違いを項目ごとに紹介していきます。
(※本記事は2021年4月現在の各社公式情報などに基づいています。)

 

目次

 

ワイモバイルとイオンモバイルのサービス共通点

 

通話かけ放題プランが充実

 

格安SIMポジション

 

 

2021年2月18日からのシンプルS/M/Lでは通話かけ放題はすべてオプション扱いとなりますが、引き続き以下のかけ放題を利用できます。

 

  • 10分以内の国内通話が無料になる通話オプション「だれとでも定額」:月額770円(税込)
  • 10分を超える国内通話も無料になる通話オプション「スーパーだれとでも定額(S)」:月額1,870円

 

一方のイオンモバイルでは通話料金は基本料に含まれず、10分間のかけ放題はオプションとして専用アプリを使い、月々935円で利用する形です。

 

また完全かけ放題は専用アプリによるIP電話として、月額1,078円の「050かけ放題」というオプションサービスがあります。IP電話なので、通話品質は低めです。

 

 

初心者向けに店舗でのサポートを重視

 

ワイモバイルの取り扱い店舗は全国4千店規模と格安SIMの中で断トツです。都心を歩いていると必ずY!のマークが目に入りますね。

 

ワイモバイル店舗

 

 

一方のイオンモバイルは店舗数では200店とかなり見劣りしますが、日常の買い物をするイオンの店舗というところが強みです。買物ついでに立ち寄ることができますからね。

 

イオンモバイル店舗

 

自分の生活圏に店舗があるかどうかがが重要といえると思います。

 

通信速度と安定性の比較

 

下記MMD研究所の調査結果にあるように、キャリアのサブブランドであるワイモバイルの方が通信速度でイオンモバイルより上回っています。

 

 

ドコモ回線のイオンモバイルもこの調査において格安SIMの中ではワイモバイルに次ぐ速さで、オリコンの調査で通信速度No.1に選ばれたこともあります。

 

しかし通信速度の差がつきやすい、回線が混雑する12-13時と18-19時ではワイモバイルに軍配が上がります。

 

この時間帯にサクサクネットを使いたい方にはワイモバイルをおすすめします。

 

通話SIMメニューと料金の違い

 

 

ワイモバイルは総務省の携帯料金値下げ要求を受けて、2021年2月1日にシンプルS/M/Lという5G対応の新プランを発表しました。(2021年2月18日にサービス開始、従来のスマホベーシックプランは新規申し込み受け付け終了)

 

高速データ通信容量
月額料金(税込)

高速データ通信容量
超過時の通信速度

シンプルS

3GB
2,178円

300Kbps
シンプルM

15GB
3,278円

1Mbps
シンプルL

25GB
4,158円

1Mbps

※通話料は30秒22円の従量課金の他、10分かけ放題:770円/月、24時間かけ放題:1,870円/月がある
※家族など複数台契約又は固定ネット回線とのセット契約で、S/M/Lそれぞれ毎月1,188円割引

 

これまでのスマホべーシックプランのように、契約翌月から6ヶ月目に月額料金が値上がりすることのないシンプルなプランとなり、通話かけ放題がオプション扱いになりました。

 

また、家族割又はネット固定回線とのセット契約で非常に安くなるという特徴を打ち出してきました。

 

 

バリエーションが豊富で業界最安値水準のイオンモバイル

 

一方、イオンモバイルの2021年4月からの新料金プラン:さいてきプランの音声プランはこれまでよりも20%前後安くなり、10GBまでは1GB単位にさらに細分化されました。

 

さいてきプラン

 

 

この料金に通話料は含まれておらず、30秒当たり22円が別途かかります。「イオンでんわ」アプリで通話すると、30秒あたり11円で通話ができます。

 

沢山通話する方は上記の10分間かけ放題050かけ放題のオプションを利用するとお得です。

 

注意点として、両サービスとも月々のデータ容量を使い切った場合、自動的に速度制限がかけられ低速となりますが、ワイモバイルのプランM/Rでは最大1Mbpsの速度(プランSの場合最大300Kbps)に対してイオンモバイルでは最大200Kbpsと遅くなります。

 

上記料金メニューとは別に、60歳以上のシニア向けとしてより低価格となる下記のやさしいプランが用意されています。

 

やさしいプラン

 

イオンの店舗サポート含めて高齢者にやさしいところもイオンモバイルの大きな特徴の一つです。

 

 

 

だいぶ料金体系が違うんだね。


 

そうだね。低容量で一人で使う人はイオンモバイルかな。


 

データ通信SIMメニューと料金の違い

 

データベーシックプランは2種類のみのワイモバイル

 

ワイモバイルの通話ができないSIMの料金プランとして、以下の2種類がありますが、新規申し込みは2019年9月30日で停止しています。

 

  • データベーシックプランS:1GB、2,178円
  • データベーシックプランL:7GB、4,065.6円

 

1GB〜50GBまであるイオンモバイルのデータプラン

 

さいてきプランにおけるデータプランも1GB単位に細分化されます。

 

さいてきプラン_データプラン

 

 

月額154円(税込)でSMSも利用できるようになります。

 

両サービスともデータSIMの場合、毎月のデータ容量を使い切ると、速度制限(ワイモバイルデータベーシックプランは最大128Kbps、イオンモバイルは最大200Kbps)がかかります。

 

 

 

データSIMならイオンモバイルの方が圧倒的に充実しているね。


 

そうだね。データSIMを考えているなら、UQモバイル、楽天モバイル、mineoも候補に検討してみるといいよ。


 

家族使用又は複数台利用時のメリットの違い

 

9回線まで毎月1,080円の家族割があるワイモバイル

 

ワイモバイルでは家族割として、子回線1回線ごとに月々1,188円の割引となり、最大9回線まで適用されます。

 

同住所にある家族の他、自分の複数回線にも使えます。

 

 

5枚のSIMまで使えるイオンモバイルのシェア音声プラン

 

一方、イオンモバイルに家族割はありませんが、代わりに家族間で共通のデータ容量をシェアして使える下記メニューのシェア音声プランがあります。

 

こちらが2021年4月からのさいてきプランにおけるシェアプランです。

 

さいてきプラン_シェアプラン

 

 

最大5回線まで使えますが、すべての回線契約の名義は同一である必要があります。

 

SIM1枚追加につき3,300円の手数料、4枚目からは1枚につき月額220円、2枚目以降音声通話を追加するには月額440円、SMSを追加するには月額154円の追加料金が必要となることに留意してください。

 

家族3人でそれぞれ毎月10GB-15GB使う場合の料金比較

 

ワイモバイルの場合、15GBのシンプルMに家族3人で申し込むと、以下の計算により月々7,458円となります。

 

3,278円×3-1,188円×2=7,458円(※1,188円×2は家族割2人分の割引。SIM初期費用としての契約事務手数料3,300円は除く。)

 

イオンモバイルの従来プラン場合、シェアプラン40GBに申し込むと、月々6,996円となります。

 

5,808円+(440円+154円)×2=6,996円(※440円、154円はそれぞれ2人目以降の音声SIM、SMS利用費用。SIM初期費用としての契約事務手数料3,300円は除く)

 

通信速度や付帯サービスを考慮しないと、イオンモバイルの方が安価であることがわかります。

 

差はない解約手数料

 

2019年10月から契約期間の縛りと解約手数料がなくなったワイモバイル

 

これまでワイモバイルはキャリアサービスということもあり、通話込みのスマホプランS/M/Lは2年ごとの契約更新、データ通信のみのデータプランS/Lは3年ごとの契約更新でした。

 

そしてこの更新期間以外での解約は10,450円(税込)の解約手数料がかかっていました。

 

いわゆるキャリア同様の2年縛り、3年縛りというものです。

 

しかし、2019年10月から総務省のお達しにより、キャリアや他の格安SIM大手と同様に解約手数料は申し込み期間に関わらず不要となりました。

 

ただし、他社同様にMNP(ナンバーポータビリティ)転出時には手数料3,300円が必要となります。

 

2021年4月以降はMNP転出料も無料になるイオンモバイル

 

一方、イオンモバイルでは2019年以前から解約するだけならどのプランでも一切手数料はかかりません。

 

さらに2021年4月からはMNP転出料も無料化されます。

 

サポートは生活圏に店舗があるかどうか

 

電話、メール、チャット、店舗に問い合わせ窓口があるのは共通です。

 

業界一の4千取扱店舗数を誇るワイモバイル

 

ワイモバイルの運営はソフトバンクなので、サポート体制はキャリアとほぼ同じです。

 

ワイモバイルショップだけでなく、量販店でも大抵窓口があります。

 

ネットで契約しても、SIMが届いてから回線が切り替わるので不通期間なく、即時開通が可能です。

 

ただし、ワイモバイルでセット購入していない端末の持ち込み保証はありますが、修理対応はなく指定機種への交換のみとなります。

 

買い物ついでに相談できるイオンモバイル

 

イオンが生活圏にある方は買い物ついでに寄れるので便利です。

 

また、イオンモバイルでセット購入していない端末もイオンモバイルの回線なら持ち込み保証が受けられます。

 

対象機種の制限もほとんどありません

 

iOSなら月額715円、Androidなら月額605円で対応しており安心です。

 

デメリットとして、ネットで契約した場合はイオンモバイル側で回線切り替えを行うため、1日以上の回線不通期間が生じてしまいます。

 

 

独自メールアドレスの有無

 

無料無制限の携帯メールが使えるワイモバイル

 

ワイモバイルでは無料、容量無制限の携帯メールアドレス○ ○ ○@ymobile@ne.jpがもらえます。

 

他の格安SIMがPCメールのアドレスなのに対して、キャリア同等のアドレスとなり、迷惑フォルダに振り分けられることもありません。

 

独自メールアドレスはないイオンモバイル

 

一方のイオンモバイルではメールアドレスの提供は行なっておらず、フリーメールなどを使うことになります。

 

セット販売端末の違い

 

iPhoneもセット購入で安く手に入るワイモバイル

 

ワイモバイルではAndroidの他、hone SE(第二世代)もセット販売しており、端末セット契約による割引もあります。

 

Androidのみのイオンモバイル端末セット販売

 

一方のイオンモバイルではAndroid端末のセット販売はありますが、iPhoneは動作確認のみでセット販売はしていません。

 

 

データ通信容量の取り扱い

 

データ通信容量の取り扱いでは不利なワイモバイル

 

多くの格安SIMでは当月の余ったデータ通信容量を翌月に繰り越して使え、専用アプリで低速モードに切り替えることでデータ消費をゼロにできます。

 

しかしワイモバイルではこの二つの機能がなく、当月容量を使い果たした場合、500MBあたり550円で追加購入することになります。

 

余った分は翌月に繰り越せ、追加購入単価が激安のイオンモバイル

 

イオンモバイルではイオンモバイル速度切り替えアプリを使い、低速モードへの切り替えが可能です。

 

また、余ったデータ通信容量も自動的に翌月に繰り越して使えます。

 

イオンモバイル速度切替 イオンモバイルデータ繰り越し

 

これらの機能は費用節約という意味で、イオンモバイルの大きなアドバンテージです。

 

1GBあたり528円という破格の値段で追加購入もできます。

 

速度制限と低速時速度の違い

 

プランSの場合でも低速時速度が改善したワイモバイル

 

ワイモバイルのこれまでのスマホベーシックプランSの場合、当月のデータ通信容量を使い果たすと、従来は最大128Kbpsと極端に遅いことが課題だったのですが、2020年10月14日から最大300Kbpsまで緩和され、UQモバイルと並びました。

 

プランM/Rでは、2020年7月からUQモバイルと同様に低速時でも最大1Mbpsとなっています。

 

これら低速時速度は新プラン:シンプルS/M/Lでも同様です。

 

低速モードでの更なる速度制限に気をつけたいイオンモバイル

 

イオンモバイル各プランの低速時は多くの格安SIM同様、200Kbpsになります。

 

また、音声プランのあるタイプ1と呼ばれるドコモ回線や、au回線で契約すると、低速モードで 直近3日間で合計366MB以上の通信容量を超えると更なる速度制限がかかってしまいます。

 

データ通信のみのドコモ回線タイプ2ではこの3日間制限はかかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通信速度を重視するならワイモバイル、安さをとるならイオンモバイルということかな。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいところに気が付いたね。だから選択が悩ましくなるんだよね。


 

支払い方法の比較

 

口座振替も可能なワイモバイル

 

ワイモバイルはクレジットカードだけでなく、口座振替にも対応しています。

 

クレジットカード必須のイオンモバイル

 

イオンモバイルでは口座振替には対応していないため、クレジットカードが必須です。

 

回線お試しレンタルの有無

 

お試しレンタルは現状やっていないワイモバイル

 

ワイモバイルでのお試しプログラムは2016/5/18をもって終了しています。

 

イオン店舗で1週間無料レンタルができるイオンモバイル

 

一方、イオンモバイルデータ通信専用SIM(ドコモ回線)をセットしたスマホの1週間無料貸出サービスがあります。

 

こちらはイオン店舗のみで受付となっています。

 

 

その他の特典の比較

 

ネット接続、ヤフーとの連携など特典の多いワイモバイル

 

ヤフーを傘下にもつソフトバンク運営の格安SIMということで、特典は豊富です。

 

  • インターネット接続サービス「ソフトバンク光」やWi-Fiルーター「SoftBank Air」とセットでワイモバイルと契約すると、毎月1,188円割引
  • Yahoo!プレミアムの特典(Yahoo!ショッピングやLOHAKOなどの買い物でTポイントが5倍、雑誌1,000誌読み放題など)の利用が可能

 

キャンペーンは定期的に実施するも、イオンとの連携特典はないイオンモバイル

 

ワイモバイルではTポイントとの連携特典が提供されていますが、現状イオンモバイルではWAONとの連携特典は提供されておらず、イオンでの買い物が安くなるわけではありません。

 

比較まとめ〜それぞれに合ったユーザー像

 

ここまで十数項目にわたってワイモバイルとイオンモバイルのサービス内容を比較してきました。

 

どちらかを選択する時に大事なのは、最も自分にとって必要な要素のトップ3ぐらいを明確にして、そこで勝っているサービスを選択することです。

 

一番損につながるのは、面倒さも相まって移行先を迷って決めきれず、大手キャリアのままずるずる時間を過ごしてしまうことです。

 

固定費なので、黙っていても無駄な費用は口座から引き落とされていきます。

 

とはいえこちらの移行手順を確認する前に慌てて申し込まないでくださいね。

 

Y!mobileロゴ

  • 家族など複数台契約又は固定ネット回線とのセット契約が可能な方
  • 12-13時、18-19時などの回線混雑時もネットをさくさく使いたい方
  • 携帯メールアドレスが必要な方
  • ヤフーのサービスを多く利用する方(Tポイントが増える)

 

イオンモバイルロゴ

  • 昼間多少遅くてもできるだけ安く使いたい方
  • イオンで普段買い物をよくして店舗サポート重視の方
  • 端末保証を重視する方
  • 60歳以上の方

 

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