2020年、ワイモバイルとイオンモバイルを徹底比較〜どっちがいいかをタイプ別に紹介

格安SIMで人気のこの2社。両社ともリアル店舗のユーザー接点を重視し、初心者にやさしいブランドイメージなので、どちらにしようと迷う方もいらっしゃるかと思います。

 

しかし実際に両社のサービス体系詳細を見比べると、異なる点が多いことがわかります。

 

結論からいうと、12-13時、18-19時などの回線混雑時もネットをさくさく使いたい方、携帯メールアドレスが必要な方、ヤフーのサービスを多数利用する方はワイモバイル、通話はあまりせず、できるだけ低料金を希望し、イオンで普段買い物をよくする方はイオンモバイルが合っています。

 

以下に両サービスの共通点と違いをまとめてみました。

 

 

ワイモバイルとイオンモバイルのサービス共通点

 

通話かけ放題プランが充実

 

格安SIMポジション

 

ワイモバイルのスマホベーシックプランS/M/Rには1回10分間までの通話料金が含まれています。また完全かけ放題オプションとして「スーパーだれとでも定額」を月々1,000円で申し込むことができます。

 

一方のイオンモバイルでは通話料金は基本料に含まれず、10分間のかけ放題はオプションとして専用アプリを使い、月々850円で利用する形です。

 

また完全かけ放題は専用アプリによるIP電話として、月額1,500円の「050かけ放題」というオプションサービスがあります。IP電話なので、通話品質は低めです。

 

両サービスともかけ放題プランは充実していますが、ソフトバンクが運営しているワイモバイルの方が通話品質が高く、スマホの標準通話アプリから直接通話できるという点で一歩リードしているといえます。

 

初心者向けに店舗でのサポートを重視

 

ワイモバイルの取り扱い店舗は全国4千店規模と格安SIMの中で断トツです。都心を歩いていると必ずY!のマークが目に入りますね。

 

一方のイオンモバイルは店舗数では200店とかなり見劣りしますが、日常の買い物をするイオンの店舗というところが強みです。買物ついでに立ち寄ることができますからね。

 

自分の生活圏に店舗があるかどうかがが重要といえると思います。

 

通信速度と安定性の比較

 

下記MMD研究所の調査結果にあるように、キャリアのサブブランドであるワイモバイルの通信速度が上回っています。

 

 

ドコモ回線のイオンモバイルもこの調査において格安SIMの中ではワイモバイルに次ぐ速さで、オリコンの調査で通信速度No.1に選ばれたこともあります。

 

しかし通信速度の差がつきやすい、回線が混雑する12-13時と18-19時ではワイモバイルに軍配が上がります。

 

この時間帯にサクサクネットを使いたい方にはワイモバイルをおすすめします。

 

通話SIMメニューと料金

 

3つの通話料込みプランのワイモバイルは半年後の値上がりに注意

 

ワイモバイルの通話SIMの料金プランは以下の3種類です。

 

  • スマホベーシックプランS:3GB、1,980円
  • スマホベーシックプランM:10GB、2,980円
  • スマホベーシックプランR:14GB、3,980円

 

この料金に1回10分間までの通話料が含まれています。完全かけ放題オプションとして、月額1,000円の「スーパーだれとでも定額」があります。

 

ただし、半年後にはそれぞれ700円ずつ値上がりする点が要注意です。通信速度が速い分、料金は格安SIMの中では高めです。

 

ワイモバイルスマホべークプラン

※1 「新規割」・・・キャンペーン期間中に契約すると、契約翌月から6ヵ月間基本使用料が最大700円割引。
※2 「おうち割 光セット(A)」・・・別途固定通信サービス料が必要。SoftBank光は指定オプション(500円/月〜)加入が必要。最大10回線。「家族割引サービス」・・・2台目以降最大9回線 8ヵ月目以降2,180円/月。「家族割引サービス」と「おうち割 光セット(A)」の併用は不可
※3 「データ増量無料キャンペーン2」・・・新規、のりかえ、PHSからの契約変更の場合、データ増量オプション(500円/月)が1年間無料。
※4 「国内通話無料」・・・1回あたり10分を超える国内通話は、10分超過分において、30秒につき20円の通話料が別途かかる。
※5 シェアプラン(子回線)は親回線のプランにかかわらず、高速データ通信容量超過後の通信速度は128Kbps。
※ 事務手数料、ユニバーサルサービス料が別途かかる。

 

 

バリエーションが豊富で業界最安値のイオンモバイル

 

一方のイオンモバイルは下記のように200MB〜50GBまで12種類のメニューから選ぶことができます。

 

プラン名 毎月の価格(税抜)
音声200MBプラン(60歳以上限定) 980円
音声500MBプラン 1,130円
音声1GBプラン 1,280円
音声2GBプラン 1,380円
音声4GBプラン 1,580円
音声6GBプラン 1,980円
音声8GBプラン 2,680円
音声12GBプラン 3,280円
音声20GBプラン 4,680円
音声30GBプラン 5,680円
音声40GBプラン 6,980円
音声50GBプラン 8,980円

 

この料金に通話料は含まれておらず、30秒当たり20円が別途かかります。「イオンでんわ」アプリで通話すると、30秒あたり10円で通話ができます。

 

沢山通話する方は上記の10分間かけ放題(月額850円)050かけ放題(月額1,500円)のオプションを利用するとお得です。

 

注意点として、両サービスとも月々のデータ容量を使い切った場合、自動的に速度制限がかけられ低速となりますが、ワイモバイルのプランM/Rでは最大1Mbpsの速度(プランSの場合最大128Kbps)に対してイオンモバイルでは最大200Kbpsと遅くなります。

 

 

 

だいぶ料金体系が違うんだね。


 

そうだね。節約重視の人はイオンモバイルかな。


 

 

データ通信SIMメニューと料金

 

データベーシックプランは2種類のみのワイモバイル

 

ワイモバイルの通話ができないSIMの料金プランとして、以下の2種類があります。通話SIMであるスマホベーシッププラン同様、契約解除料はゼロ円(2年縛りの撤廃)となりました。

 

  • データベーシックプランS:1GB、1,980円
  • データベーシックプランL:7GB、3,696円

 

ワイモバイルデータベーシックプラン2019.10.1

 

1GB〜50GBまであるイオンモバイルのデータプラン

 

イオンモバイルのデータプランは下記のように1GB〜50GBまで10種類のメニューから選ぶことができます。

プラン名 毎月の価格(税抜)
データ1GBプラン 480円
データ2GBプラン 780円
データ4BGプラン 980円
データ6GBプラン 1,480円
データ8GBプラン 1,980円
データ12GBプラン 2,680円
データ20GBプラン 3,980円
データ30GBプラン 4.980円
データ40GBプラン 6,480円
データ50GBプラン 8,480円

 

月額140円でSMSも利用できるようになります。

 

両サービスともデータSIMの場合、毎月のデータ容量を使い切ると、速度制限(ワイモバイルデータベーシックプランは最大128Kbps、イオンモバイルは最大200Kbps)がかかります。

 

 

 

データSIMならイオンモバイルの方が圧倒的に充実しているね。


 

そうだね。データSIMを考えているなら、UQモバイル、楽天モバイル、mineoも候補に検討してみるといいよ。


 

家族使用又は複数台利用時のメリット

 

9回線まで毎月500円の家族割があるワイモバイル

 

ワイモバイルでは家族割として、子回線1回線ごとに月々500円の割引があります。最大9回線まで適用されます。

 

同住所にある家族の他、自分の複数回線にも使えます。

 

 

5枚のSIMまで使えるイオンモバイルのシェア音声プラン

 

一方、イオンモバイルに家族割はありませんが、代わりに家族間で共通のデータ容量をシェアして使える下記メニューのシェア音声プランがあります。

 

イオンモバイルシェア音声プラン1
イオンモバイルシェア音声プラン2

 

最大5回線まで使えますが、すべての回線契約の名義は同一である必要があります。

 

ただし、1枚追加につき3,000円の手数料、3枚目からは1枚につき月額200円、2枚目以降音声通話を追加するには月額700円、SMSを追加するには月額140円の追加料金がかかります。

 

なお、このシェアプランだけは店舗のみの契約になっています。

 

家族3人でそれぞれ毎月6GB使う場合の料金比較

 

ワイモバイルの場合、6GBのスマホベーシックプランMに家族3人で申し込むと、以下の計算により月々7,940円(税抜)となります。(ただし、半年後からは10,040円)

 

2,980円×3-500円×2=7,940円(※500円×2は家族割2人分の割引。SIM初期費用としての契約事務手数料3,000円は除く。)

 

 

イオンモバイルの場合、シェアプラン20GB+3人分の10分間かけ放題オプションに申し込むと、月々9,210円となります。

 

4,980円+(700円+140円)×2+850円×3=9,210円(※700円、140円はそれぞれ2人目以降の音声SIM、SMS利用費用、850円は10分間かけ放題オプション料)

 

通信速度や付帯サービスを除き、データ容量当たりの料金では長期的にイオンモバイルの方が安くなります。

 

差はない解約手数料

 

2019年10月から契約期間の縛りと解約手数料がなくなったワイモバイル

 

これまでワイモバイルはキャリアサービスということもあり、通話込みのスマホプランS/M/Lは2年ごとの契約更新、データ通信のみのデータプランS/Lは3年ごとの契約更新でした。

 

この更新期間以外での解約は9,500円の解約手数料がかかっていました。

 

いわゆるキャリア同様の2年縛り、3年縛りというものです。

 

しかし、2019年10月から総務省のお達しにより、キャリアや他の格安SIM大手と同様に解約手数料は申し込み期間に関わらず不要となりました!

 

ただし、他社同様にMNP(ナンバーポータビリティ)転出時には手数料3,000円が必要となります。

 

2019年以前から音声プランでも解約料ゼロのイオンモバイル

 

一方、イオンモバイルでは2019年以前から解約するだけならどのプランでも一切手数料はかかりません。

 

契約から180日以内にMNPで他社への転出した場合に8,000円、それ以降のMNP転出では3,000円の手数料がかかります。

 

サポートは生活圏に店舗があるかどうか

 

電話、メール、チャット、店舗に問い合わせ窓口があるのは共通です。

 

業界一の4千取扱店舗数を誇るワイモバイル

 

ワイモバイルの運営はソフトバンクなので、サポート体制はキャリアとほぼ同じです。

 

ワイモバイルショップだけでなく、量販店でも大抵窓口があります。

 

ネットで契約しても、SIMが届いてから回線が切り替わるので不通期間なく、即時開通が可能です。

 

ただし、ワイモバイルでセット購入していない端末の持ち込み保証はありますが、対象機種が数機種に限定されます。

 

買い物ついでに相談できるイオンモバイル

 

イオンが生活圏にある方は買い物ついでに寄れるので便利です。

 

また、イオンモバイルでセット購入していない端末もイオンモバイルの回線なら持ち込み保証が受けられます。

 

対象機種の制限もほとんどありません

 

iOSなら月額650円、Androidなら月額550円で対応しており安心です。

 

デメリットとして、ネットで契約した場合はイオンモバイル側で回線切り替えを行うため、1日以上の回線不通期間が生じてしまいます。

 

 

独自メールアドレスの有無

 

無料無制限の携帯メールが使えるワイモバイル

 

ワイモバイルでは無料、容量無制限の携帯メールアドレス○ ○ ○@ymobile@ne.jpがもらえます。

 

他の格安SIMがPCメールのアドレスなのに対して、キャリア同等のアドレスとなり、迷惑フォルダに振り分けられることもありません。

 

独自メールアドレスはないイオンモバイル

 

一方のイオンモバイルではメールアドレスの提供は行なっておらず、フリーメールなどを使うことになります。

 

セット販売端末の違い

 

iPhoneもセット購入で安く手に入るワイモバイル

 

ワイモバイルではAndroidの他、iPhone 6sやiPhone 7もセット販売しており、端末セット契約による割引もあります。

 

 

Androidのみのイオンモバイル端末セット販売

 

一方のイオンモバイルではAndroid端末のセット販売はありますが、iPhoneは動作確認のみでセット販売はしていません。

 

 

データ通信容量の取り扱い

 

データ通信容量の取り扱いでは不利なワイモバイル

 

多くの格安SIMでは当月の余ったデータ通信容量を翌月に繰り越して使え、専用アプリで低速モードに切り替えることでデータ消費をゼロにできます。

 

しかしワイモバイルではこの二つの機能がなく、当月容量を使い果たした場合、500MBあたり500円で追加購入することになります。

 

余った分は翌月に繰り越せ、追加購入単価が激安のイオンモバイル

 

イオンモバイルではイオンモバイル速度切り替えアプリを使い、低速モードへの切り替えが可能です。

 

また、余ったデータ通信容量は自動的に翌月に繰り越して使えます。

 

イオンモバイル速度切替 イオンモバイルデータ繰り越し

 

この機能は費用節約という意味で、イオンモバイルの大きなアドバンテージです。

 

1GBあたり480円という破格の値段で追加購入もできます。

 

速度制限と低速時速度の違い

 

プランSの場合、低速モードが極端に遅いワイモバイル

 

ワイモバイルのスマホベーシックプランSの場合、当月のデータ通信容量を使い果たすと、最大128Kbpsの低速モードに抑えられます。

 

これは結構つらい速度です。

 

ただし、2020年7月からはプランM/RではUQモバイルと同様に低速時でも最大1Mbpsになったのは朗報です。

 

低速モードでの更なる速度制限に気をつけたいイオンモバイル

 

イオンモバイル各プランの低速時は多くの格安SIM同様、200Kbpsになります。

 

ただし、音声プランのあるタイプ1と呼ばれるドコモ回線や、au回線で契約すると、低速モードで 直近3日間で合計366MB以上の通信容量を超えると更なる速度制限がかかってしまいます。

 

データ通信のみのドコモ回線タイプ2ではこの3日間制限はかかりません。

 

 

ワイモバイルは高速通信速度はピカ一なのに、プランSのの場合データ容量を使い果たすと極端に遅くなるんだね。


 

いいところに気が付いたね。だから選択が悩ましくなるんだよね。


 

支払い方法の比較

 

口座振替も可能なワイモバイル

 

ワイモバイルはクレジットカードだけでなく、口座振替にも対応しています。

 

クレジットカード必須のイオンモバイル

 

イオンモバイルでは2020年8月現在、口座振替には対応していないため、クレジットカードが必須です。

 

回線お試しレンタルの有無

 

お試しレンタルは現状やっていないワイモバイル

 

ワイモバイルでのお試しプログラムは2016/5/18をもって終了しています。

 

イオン店舗で1週間無料レンタルができるイオンモバイル

 

一方、イオンモバイルデータ通信専用SIM(ドコモ回線)をセットしたスマホの1週間無料貸出サービスがあります。

 

こちらはイオン店舗のみで受付となっています。

 

 

その他の特典の比較

 

ネット接続、ヤフーとの連携など特典の多いワイモバイル

 

ヤフーを傘下にもつソフトバンク運営の格安SIMということで、特典は豊富です。

 

  • インターネット接続サービス「ソフトバンク光」やWi-Fiルーター「SoftBank Air」とセットでワイモバイルと契約すると、毎月500円(スマホベーシックプランSの場合)〜1,000円(スマホベーシックプランLの場合)割引
  • Yahoo!プレミアムの特典(Yahoo!ショッピングやLOHAKOなどの買い物でTポイントが5倍、雑誌1,000誌読み放題など)の利用が可能

 

キャンペーンは定期的に実施するも、イオンとの連携特典はないイオンモバイル

 

ワイモバイルではTポイントとの連携特典が提供されていますが、現状イオンモバイルではWAONとの連携特典は提供されておらず、イオンでの買い物が安くなるわけではありません。

 

比較まとめ〜それぞれに合ったユーザー像

 

ここまで十数項目にわたってワイモバイルとイオンモバイルのサービス内容を比較してきました。

 

どちらかを選択する時に大事なのは、最も自分にとって必要な要素のトップ3ぐらいを明確にして、そこで勝っているサービスを選択することです。

 

一般的には12-13時、18-19時などの回線混雑時もネットをさくさく使いたい方、携帯メールアドレスが必要な方、ヤフーのサービスを多数利用する方はワイモバイル昼間の速度は多少犠牲になってもとにかく安く使いたい方、20GB以上の大容量プランが必要な方でできるだけコスパをあげたい方、イオンで普段買い物をよくする方はイオンモバイルが合っています。

 

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