格安SIMのマス層への普及のネックは認知・販売経路か

スマホの認知・購入経路の実態

 

新しいものは何でもその筋に熱い人達が最初に火をつけ、徐々に一般層に広がっていくものです。

 

普及過程ではいかにその商品・サービスにふれる機会が多いかが重要な要素の一つなります。

 

ここに携帯電話・スマホの購入場所に関する一つの調査結果(数年前とやや古いですが)があります。

 

 

携帯電話会社のショップ家電量販店がトップ2で、合わせて84%にもなります。

 

携帯電話のショップとはいうまでもなく、ドコモ、au、ソフトバンクのショップのことで、そこで扱っている回線には当然格安SIMは含まれません。

 

一方、家電量販店はどうかというと、下記写真のように、3キャリアが場を占有しているわけです。

 

ヤマダ電機
都内某所のヤマダ電機の売り場

 

ケイズデンキ
都内某所のケイズデンキの売り場

 

上記の2店舗の場合、キャリア以外としてはUQモバイルワイモバイルのみ「場」がありますね。

 

厳密な意味で格安SIMとして家電量販店で「場」をもっているのはUQモバイルのみとなりますね。

 

ワイモバイルはソフトバンクのサプブランドなので、厳密には格安SIMではないからです。

 

まあ、UQモバイルを運営するUQコミュニケーションズもKDDIが株主なので、微妙な立ち位置ではあります。

 

キャリアは家電量販店に売れた端末分の販売インセンティブを支払っているので、家電量販店としてはこういう売場構成にするわけでしょうね。

 

もう少し都心の家電量販店ではもっと幅広い格安SIMのコーナーを設けているところもありますが、全体としてはまだ少数派です。

 

この実態が格安SIMがまだ10%程度しかシェアをもっていない大きな要因の一つだと思います。

 

一方キャリア系列でない格安SIM業者のイオンモバイルはイオン店舗を活用し、楽天モバイルは自前の楽天モバイルショップをオープンして認知・販売経路の拡大につとめています。

 

何となく流されずに自ら動くことが鍵

電気製品など機器まわりは一般的に女性や年配層が苦手な分野です。

 

苦手な分野は自らネットなどで能動的に情報を取りにいくことはまれなので、詳しいと思われている店員のすすめなどに従って購入していくことになります。

 

その結果、格安SIMは実際は多くのメリット<があるにも関わらず、テレビやニュースなどで聞いたことはあるけれどもよくわからないもの扱いとなるわけです。

 

このことを逆にとらえると、少しだけ能動的に自ら情報をとりにいってよく比較・検討すれば、キャリアに無駄に多くのお金を支払わなくて済むわけです。

 

何事も自ら行動を起こしていくことが様々なチャンスをつかむきっかけになりますからね!

 

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